2月のソウル旅。デルタ航空のマイルを利用して、大韓航空のビジネスクラス(プレステージクラス)を予約しました。
関空から仁川への2時間ほどのフライトには、朝、昼、夜便とあります。ビジネスクラスの搭乗をゆったり楽しみたく、昼便を選択。
すると搭乗予定1ヶ月前ころに、大韓航空より事前座席指定変更の案内が届きました。シートを確認してみると、1-2-1の配列!
なんと、大韓航空の最新機材エアバスA350-900が、1月27日より関西国際空港からソウルへ運航開始!嬉しいことに、ちょうど搭乗予定のダイヤがA330-300から機材変更になりました。
2025年2月大韓航空(KORIAN AIR)A350-900、プレステージクラス搭乗の詳細を紹介いたします。
大韓航空A350-900ビジネスクラス|プレステージクラス
今回、デルタ航空の特典航空券を利用して予約しましたが、事前座席指定変更やスケジュール変更の案内は、大韓航空よりSMSで送られてきました。予約番号と搭乗日、搭乗者名を入力してログインすると、予約内容の変更や確認ができます。
オンラインチェックインは、デルタのアプリで行うものかと思っていましたが、そのまま大韓航空のサイトで完了。その後、大韓航空のアプリをダウンロードして、搭乗券をウォレットに追加しました。
フライト|関西国際空港↔︎仁川(ソウル)

関空に到着後、荷物を預けるためカウンターへ。日本人は少なく、外国人ばかりの印象。長蛇の列に並ばすに、スカイプライオリティのカウンターを利用できるのは有り難い。紙の搭乗券と保安検査ファストレーン、ラウンジのチケットをもらいました。

あまり混み合っていなかった保安検査、ファストレーンといっても入口が違うだけで中に入ると皆と一緒。入国審査もスムーズにすすみ、搭乗ゲート近くにあるラウンジに向かいます。
3/27にオープン予定の新保安検査場や、国際線ラウンジが楽しみですね。

復路の仁川空港は、長蛇の列で混み合っているのかと思っていましたが、オフシーズンだからか空いていました。
オンラインでチェックイン済みだし、プレミアムチェックインのAカウンターには行かず、大韓航空のカウンターで荷物を預けてサクッと完了。その方が免税手続き所も近かったような、保安検査もスムーズでした。
大韓航空A350-900プレステージクラスの座席・機内
予定の搭乗開始時刻頃に搭乗ゲートに向かうと、ちょうど優先搭乗がスタート。


A350-900のお顔を拝見しながら搭乗します。

座席数は、ビジネスクラスのプレステージクラスが28席、エコノミークラス283席の計311席。

1列1-2-1席、全席通路に面したスタッガード配列です。




USBポートと電源コンセント。


電動のコントローラーで、シートの切替えもわかりやすい。座席の長さは77インチ(195.5センチ)、横幅は22インチ(56センチ)あるため、しっかり休めそうです。2時間弱のフライトでは、残念ながらフルフラットにする時間はありませんでした。
肘掛けの下に、スマホが収納できるほどのスペースがありました。

個人用モニターは18.5インチ。


短距離路線のためアメニティはありませんが、スリッパとノイズキャンセリング付きヘッドフォン、クッション、ボリュームのあるロゴ入りブランケットが用意されています。


復路の仁川→関空は、中央の席(カップルシートではない方)を選んでみたところ、隣席とのプライベート感もしっかり保たれている距離(隣はすーパパですが)でした。

お手洗いには、歯ブラシは無く(誰かが利用した後だったのかも)シェービングのセットがありました。

機内サービス
ウェルカムドリンク
写真を撮り忘れてしまいましたが、搭乗後のウェルカムドリンクサービスは、お水とグアバジュース、オレンジジュースの3種類。プレッツェルもいただきました。

機内食|大阪→仁川KE724
ウェルカムドリンクサービスより先に、機内食のメイン料理希望の確認がありました。

ドリンクも色々と揃っています。

韓国料理と洋食かと思い、牛肉の方を選びましたが、和食でした。笑
短距離路線のため、ワントレーでのサービス。個人的には、シャキシャキサラダとバルサミコのドレッシングがとても美味しかった。日本出発便ですが、煮物のお味は、う〜ん、でした。

その後すぐにコーヒー、フルーツがサービスされました。

機内食|仁川→大阪KE725
復路は、韓国料理と洋食の2種類。

旅行の最後はプルコギで締めてみることに。往路とまたすこし違うチーズやドレッシングのサラダ。

飛行機がすこし揺れる時間もあったため、フルーツもすぐにサーブされましたが、ワインのおかわりや、笑顔で日本語を使ったサービスなど、素晴らしい気遣いの復路でした。

ラウンジでビビンバを食べたすーパパは、シーフードのパスタ。

韓国発の国際線では、機内食事前注文も可能(出発の14時間前まで)との案内がありました。ベジタリアンやアレルゲンフリーミールなど、特別機内食を注文することができます。
大韓航空A350-900ビジネスクラス搭乗記のまとめ
今回運良く、最新機材エアバスA350-900のビジネスクラス(プレステージクラス)に搭乗することができました。
2時間ほどのフライトなので、もっと長い搭乗時間のなかでサービスの恩恵を受けたかったのが正直な気持ちですが。短いフライトでも、気遣いの感じられるサービスとドリンクやお料理で、快適な機内時間を楽しめました。
1点だけ気になったのは、往路と復路のサービスとで丁寧さの違いが感じられたこと。
仁川発の復路の方が、機内サービスの時間がタイトだったにもかかわらず。客室乗務員の笑顔はもちろん、日本語でコミニケーションをとってくれたり、ワインのおかわりをすすめてくれたり、コーヒーサービスのタイミングなどとても好印象でした。復路の接客が良かったことが、旅の締めくくりとしても良かったです。
大韓航空によるアシアナ航空の子会社化が完了したことで、今後は新たな路線への投入も計画されているようなので、ぜひ機会があればまた利用したく思います。