マリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードが大幅に改訂されました。それに伴い、2025年10月21日まで、入会キャンペーンが開催されています。
我が家も、このカードをメインとして使用しています。日々の決済に使うことで、マリオットポイントが溜まり、そのポイントで、国内・海外のマリオット系列のホテルに無料で宿泊が可能。
さらにマリオットポイントは、40社以上の航空会社のマイルに交換できます。溜まったポイントを旅行に上手く使える旅行好きにおすすめのクレジットカードです。
改訂されたマリオットボンヴォイアメックスカードは、どのような方が持つとカードの魅力を発揮できるのか。また、このカードならではの特典の詳細、メリット・デメリットを解説いたします。
マリオットボンヴォイ アメックスカードについて
マリオットボンヴォイ アメリカンエキスプレスカードは、マリオットインターナショナルのロイヤリティプログラム「Marriott Bonvoy」の会員ステータス特典が付帯するクレジットカード。
マリオットとアメックスの提携カードで、「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」と一般カード「マリオットボンヴォイアメックス」2種類のカードが用意されています。
年会費が高額ですが、その分の還元もあります。マリオット系列のホテル、旅行が好きな方にとって魅力のあるクレジットカード。
マリオットボンヴォイ アメックスカードの入会を検討されている方は、カードの年間利用額に応じて、無料宿泊特典が1泊もらえるので、それが判断基準になるところだと思います。
マリオットボンヴォイ アメックスカードが大幅に改訂されたことによって、このままカードを継続するか悩まれる方も多くおられるかもしれませんが、やはり決済額が重要なポイントになってきますね。
マリオットボンヴォイ アメックスカードの基本情報・特典
「マリオットボンヴォイ アメックス プレミアムカード」と「マリオットボンヴォイ アメックスカード」それぞれの詳細と特典内容をまとめました。
Marriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・プレミアム・カード | Marriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・カード | |
![]() | ![]() | |
年会費 | 82,500円(税込) | 34,100円(税込) |
家族カード | 1枚目無料 2枚目以降41,250円 | 1枚目無料 2枚目以降17,050円 |
会員資格 | ゴールドエリート ※年間500万円以上のカード利用で プラチナエリート | ゴールドエリート |
ホテルクレジット | 100米ドル分 ※対象ホテルの連泊で利用可能 | 100米ドル分 ※対象ホテルの連泊で利用可能 |
宿泊実績 | 15泊分 | 5泊分 |
更新特典 | 無料宿泊特典/75,000P ※年間400万以上のカード利用 | 無料宿泊特典/50,000P ※年間250万以上のカード利用 |
還元率 | ・通常100円=3P ・マリオット100円=6P ・公共料金、国税、高速道路、ガソリン料金など 0.5P ・事業用決済 対象外 | ・通常100円=2P ・マリオット100円=5P ・航空券・海外利用:100円=3P ・公共料金、国税、高速道路、ガソリン料金など 0.5P ・事業用決済 対象外 |
アメックス付帯特典 | ショッピング・プロテクション オンライン・プロテクション リターン・プロテクション キャンセル・プロテクション スマートフォン・プロテクション | ショッピング・プロテクション オンライン・プロテクション |
空港ラウンジ | 国内外29空港 (同伴者1名まで) | 国内外29空港 (同伴者1名まで) |
手荷物宅配サービス 帰国時:空港→自宅 | 1個無料 羽田・成田・中部・関西 | 1個無料 成田・中部・関西 |
ダイニング特典 | ポケットコンシェルジュ半年5千円まで20%キャッシュバック | – |
マリオットボンヴォイ アメックスカードのメリット
上級会員資格が自動付帯
Marriott Bonvoyの会員ステータスは、年間の宿泊実績によりランクがあり、その会員ランクにより、さまざまな特典を受けることができます。
マリオットボンヴォイ アメックスプレミアムカードの決済によって得られるプラチナステータス迄を、わかりやすく抜粋してみました。
特典 | 会員 0〜9泊/年 | シルバー 10〜24泊/年 | ゴールド 25〜49泊/年 | プラチナ 50〜74泊/年 |
ポイントボーナス | 10%ボーナス | 25%ボーナス | 50%ボーナス | |
レイトチェックアウト | ○ | ○ 午後2時まで | ○ 午後4時まで | |
エリート会員専用サポート | ○ | |||
ウエルカムギフト | ○ | ○ ポイント | ○ ポイント、朝食、アメニティ | |
客室アップグレード | ○ | ○ 一部スイート含む | ||
ラウンジアクセス | ○ |
ゴールドエリート会員
マリオットボンヴォイ アメックスカード、プレミアムカードを発行することで、通常は「年間25泊」が必要なゴールドエリート会員の資格を得ることができます。
世界最大のホテルチェーン、マリオットグループのゴールドエリート資格は、お部屋のアップグレードや14:00までのレイトチェックアウトなど、魅力的な特典が揃っています。
プレミアムカードならプラチナエリート会員のチャンス
プラチナエリート会員資格を取得するには、マリオットアメックスプレミアムカードを所持し、年間500万円のカード決済が必要になります。
スイートまでのアップグレードや朝食、ラウンジアクセスはやっぱり魅力的。レイトチェックアウトが16時までなのも有り難いです。
海外での帰国飛行機が遅めの時間だったりした場合も、レイトチェックアウトのお陰で、ホテルでゆっくり過ごせるのも嬉しいところ。
宿泊頻度や旅行スタイル、年会費とのバランスを踏まえて、どちらのカードを選ぶか検討する必要がありますね。
我が家も現在は、400万決済でプラチナエリートを維持しています。このままプラチナエリートを維持するために、500万の決済が必要となると、様子を見ながら考えていく予定です。
無料宿泊特典

マリオットボンヴォイ提携カードならではの特典が、無料宿泊特典。
毎年クレジットカードを継続し、「マリオットアメックス」は250万以上、「マリオットアメックスプレミアム」は400万以上の決済で、マリオットボンヴォイで利用できる無料宿泊特典が付与されます。
リッツカールトンやセントレジスなどのラグジュアリーカテゴリーのホテルにも宿泊することができます。宿泊費100,000円以上のホテルも多く、年会費以上の価値があります。
ただし、入会初年度には、無料宿泊特典は付与されません。(その分、紹介入会で大量にポイントを獲得可。)
無料宿泊特典にポイントを最大15,000プラスして利用できるため、選べるホテルの幅が広がって使い勝手も抜群です。
貯まりやすいポイントプログラム
マリオットボンヴォイ アメックスカードのポイントは、とても貯めやすいのも大きなメリット。
マリオットボンヴォイ アメックスプレミアムカードの場合、通常のカード利用100円につき3ポイントのポイントがもらえます。
マリオットボンヴォイ プレミアムカードで、プラチナエリート特典を獲得するのに必要な年間500万円決済をした場合、150,000ポイントも貯まることに。
さらに、マリオットボンヴォイ アメックスカードでマリオット グループホテルで宿泊の場合、プレミアムカードなら100円=6ポイント、一般カードでも100円=5ポイントもらえます。

マリオットボンヴォイ アメックスカードを所持せずに、マリオット系列のホテルに宿泊するのは、もったい無いことになってしまいますね。
年会費無料の家族カード
Marriott Bonvoy アメックス プレミアムカードは、家族カード1枚目の年会費が無料になります。
本会員のようなマリオット特典は、家族カードには付帯されないのですが。
家族カードの利用分も、カード利用実績に合算されるので、家族で効率的にポイントを貯めることができます。
また、アメックスカードは定期的に、とてもお得なキャッシュバックキャンペーンが届きます。こちらは、家族カードも対象になるため、2倍お得ですね。

宿泊実績付与
マリオットボンヴォイホテルの宿泊実績が、マリオットアメックスは5泊、マリオットアメックスプレミアムは15泊、毎年付与されます。

プラチナエリートを宿泊実績で獲得するには、年間50泊が必要。そのため、プラチナエリート以上の上級会員を維持したい人にとっては、魅力的な特典です。
マイル高還元率
高い還元率のマイル移行、とても魅力的なシステムです。
「 マリオットボンヴォイポイント → マイル 」

カード決済で得たポイントは、ホテル宿泊に使用するのももちろんお得ですが。
陸マイラーにとっては、貯まったマリオットポイントを「100円=1.25マイル」の高レートで、しかも40社以上の航空会社のマイルに交換できます。
ANAマイルにも、JALマイルにもです。
還元率は、ANAカードやJALカードの100円=1マイルよりも上回っているうえ、
マリオットポイントの有効期限は、ポイントの最終獲得日または利用日から24ヶ月となっているため、ポイントを獲得したり利用したりするたびに、有効期限が延び実質無期限に。
ポイントの有効期限を気にすることなく貯め、必要な時に好きな航空会社のマイルへ移行できるのは有り難い。さらに、燃油サーチャージの高騰も続いているため、燃油サーチャージのかからない航空会社のマイルへ交換できることも素晴らしいことです。
マリオットボンヴォイ アメックスカードのデメリット
年会費が高額
やはり一番のデメリットは、高額な年会費です。
でもそれ以上に、まずは紹介入会で大量のポイントを手に入れて、旅行に行って素敵なホテルにステイしてみると、旅行が大好き!になってしまいます。すっかり旅行にはまってしまいます。
プライオリティパスが付帯されていない
ブラックカードのようなMarriott Bonvoy アメックス プレミアムカードですが、
残念ながら、このカードにはプライオリティパスが付帯していません。
プライオリティパスが欲しい方は、さらに別のクレジットカードが必要になってしまいます。
アメックスが使えないことも
国内では、アメックスはJCBと提携しているので、比較的利用に問題ないと思うのですが。
海外旅行に行った際、アメックスカードの利用が出来ないところも多かったりするのは事実。VISAもしくはMASTERカードを別に用意する必要があります。
まとめ
マリオットボンヴォイ アメリカンエキスプレスカードについて、おすすめな方と付帯特典、メリットデメリットを紹介させていただきました。
年会費がかなり高額になってしまった分、今まで以上にステータスの高いクレジットカードになった印象です。
魅力的な特典が詰まった、マリオットボンヴォイ アメックスカードですが。マリオット系列のホテルが好きかということと、年間の決済額とが判断基準になります。